「ようしょく」知ってますか?

まだまだ寒いですね。

でも近頃は少し陽が長くなった気がします。朝の6時頃はほんのり明るくて、おきやすくなりました。耳のしもやけのカサブタも昨日はずれました。春が近いのかもしれません。


さて私の暮らす三重県松阪市には「ようしょく」という食べ物があります。


どういうのかというと


小麦粉と卵で作られた生地を、クレープ状に焼き、ねぎとかつお節と、紅しょうがを入れ、焼けたら醤油だれを塗り食べるものです。


めちゃうまです げきうまです


クレープ状の生地は、薄ければ薄いほど美味いです。


私が小学生の頃、母がよく焼いてくれました

1枚のカサはそれほどないので、母がわんこそば形式で次々焼いてくれて、10枚くらいはいってました。

「今日はようしょくやで!」そう言われると、飛び上がって喜んだものです。


土曜日は小学校が昼までで終わり、吉本見ながらようしょくを食べるお昼の時間。身も心も安らいで、この上なくあたたかな時間。そんな記憶が今も残っています


ようしょくは、クレープでもないですし、お好み焼きでもありません。

漢字でどう書くのかも不明ですし、その起源も分かりません。


検索しても「洋食」「養殖」「要職」しか出てきません。


でも松阪市民の体と心に深くしみ込んだ、ソウルフードです。


目玉焼きを入れるパターンもあります。

豚肉を入れるバージョンもあります。


以上。



ps


松阪の人は松阪のことを「マツサカ」とは言いません

「マッツァカ!」と言います。




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