干し柿は美味しいなぁ


寒くなってきましたね。

最近は母がこしらえている、干し柿が食べ頃をむかえ、おやつに毎日たべております。


若い頃は、干し柿なんてシワシワで、色もなんか変で粉ふいとるし「食べるもんちゃう」そんなふうに思っておりました。「チョコレートや生クリームだーい好き!」そんなふうに思っておりました。


でも年齢を重ねるにつれ、自然な甘さの良さがわかるよーになってきました。なんだか高級なスイーツのようにさえ感じます。


『渋くて食べられない柿が、なぜ美味しく甘くなるのか』

そこには、あまり知られていない秘密がひそんでいるようです。


まず渋柿の中には普通の柿より、多くの甘み成分が含まれています。その甘み成分は『タンニン』と呼ばれる渋み成分によって、かき消されています。


んで人の味覚は水に溶けたものを感じ、水に溶けないものは感じない。という性質をもちます。そしてそして、渋柿を太陽に干したり風を通したりすることで、『タンニン』水に溶けない性質へと大変身するのです。


【ここがポイント】

要するに、渋みが甘みに変わったのではなく、そもそもそこにあった甘みが、感じられるようになったのです。あまみはもともとそこに在ったのです。


人にも同じよーなことが言える気がいています。


静かで暖かな部分が、全ての人の真ん中にあって、いつもエネルギーを出し続けている。年をとっているとか若いとか関係はなく、社会的な毎日の中で忘れ去られていても、それはいつもそこにあって、その人をたすけている。


干し柿のそれと似ている。


あと柿が赤くなると医者が青くなるなんて言われるくらいだから、栄養もあるんちゃうかな


以上。


ps

種が多いのと少ないのがあり、油断すると噛んでしまって「あだーッ」となる

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