サクラの木について
こんにちは。
もうすぐ桜の季節ですね。
今日はサクラの木について書こうと思います。
杉や桧といった針葉樹と比べ、広葉樹の桜は比較的硬く、重厚な木と言えます。がんぐのマルミでも桜を使った商品もあり、加工するのはその硬さゆえけっこう大変。でも磨くと光沢が美しいです。一般的に出回っているのは、ほぼほぼヤマザクラですが、近頃は手に入れるのが難しく、希少価値に伴って価格も高価です。
☆ソメイヨシノ
よく耳にするのが『ソメイヨシノ』という名前ではないでしょうか
この木はじつは自然界には存在しません。人が観賞用として作り出したクローンと言ってもいい木です。
エドヒガンザクラと、オオシマザクラを掛け合わせて、良いとこ取りをした木。それがソメイヨシノです。
エドヒガンザクラは、花は小さいけれど、花だけが先に出て、花が散った後で葉っぱが出ます。
オオシマザクラは、花は大きいけれど、葉と花が同時に出てしまいます。
ソメイヨシノは、花は大きいし、花だけが先に咲きます。なので私たちのよく目にする桜は美しいのです
人間ってなんだかすごいですね…
ちなみにこの桜を維持するには人の手が必要で、ソメイヨシノは自家不和合性という性質を持っており、自然交配によっては増えません。人がいないとソメイヨシノは無くなってしまうということ。
人間ってすごい(2回目)
☆名前の由来
江戸時代に染井村(東京豊島区)の植木屋の大将が作った桜を、当時から桜で有名だった奈良の吉野の名を借り、ソメイヨシノと名付けたのだそう。(ホントかなぁ…)
あと私がすきなさくらの歌はケツメイシです。
以上。
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